剣道、柔道と同じように、醸造も「道」と考えています。

「心・技・体」と言うように、人が携わる以上、「良質な素材」だけでは至高の味噌に到達することはできません。

醸す者の信念、経験と技、そして赤ちゃんを育てるように世話をし続ける体力があってこそ、醸造家は醸造家たるものになりえます。

私たちはそれらすべてを含めて「醸造家たるものの資格」と考えており、特に天然醸造という方法においては、さらに人の意志や技でも及ばない領域があります。私たちはそれら全てが「欠かせない大切なもの」と考え、日々、味噌作りに精進しています。